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第2飛行師団 (日本軍) : ウィキペディア日本語版 | 第2飛行師団 (日本軍)[だいにひこうしだん]
第2飛行師団(だいにひこうしだん)は、日本陸軍の航空師団の一つ。関東軍飛行隊を嚆矢とし、1942年に第2飛行師団と改称した。 == 沿革 == 満州事変勃発以降の航空兵力増強のため、1931年(昭和6年)6月11日、関東軍飛行隊が平壌で編成された。その後、新京を本拠地とし1935年(昭和10年)12月2日に関東軍飛行集団、1937年(昭和12年)8月2日に第2飛行集団とそれぞれ改称された。そして、1942年(昭和17年)4月15日に第2飛行師団と改称し、満州での防空を担当した。 太平洋戦争後期に入りフィリピンの戦いに参戦のため、1944年(昭和19年)5月にフィリピンに転用され第4航空軍隷下となった。第4飛行師団から所属航空機の移管を受けてレイテ島の戦いに参戦。アメリカ軍艦船や飛行場への攻撃、船団護衛を担い、特攻機による攻撃なども行ったが、戦力が枯渇した。 1945年1月1日以降、第3航空軍の区処を受け、同年2月に第4航空軍の廃止に伴い第7飛行師団とともに第3航空軍の隷下となった。同年3月下旬、司令部と残存飛行部隊はミンダナオ島に移動。4月下旬、司令部はシンガポールに移り、5月17日に解散した。
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